兵庫・神戸市の神戸大学 総合研究拠点。小説家の真山仁が訪ねたのは数学の天才・神戸大学教授の木村建次郎。木村が開発したのは物体内透視技術。リチウムイオン電池の火災は都内だけで年間150件の発生している。木村は世界で初めて電池内を数学の力で可視化した。NEDOが約25億円の助成金を出し、自動車・電池メーカーからも受注している。難問に挑み続ける木村は、波動散乱の逆問題という未解決問題を解明した。その計算を元に世界で初めて発明したのがマイクロ波マンモグラフィで、がん細胞だけを見える化する。今週は真山仁が見えないものを見る物体内透視技術を開発した木村にさらに深く切り込む。
見える化を始めたのは五日と聞かれた木村建次郎は、見えないものが見える機械とか方法を作りたいよりは、どうなっているか知りたいという。
見える化を始めたのは五日と聞かれた木村建次郎は、見えないものが見える機械とか方法を作りたいよりは、どうなっているか知りたいという。