- 出演者
- 指原莉乃 坂上忍 ヒロミ 石原良純 水川あさみ 三宅健 きりやはるか(ぼる塾) 田辺智加(ぼる塾) あんり(ぼる塾) 長嶋一茂
大阪府・心斎橋。丸亀製麺を手掛けるグループのお店に行くと店前に大行列が。1日の回転数は25回転。そんなお客さんたちが食べているのは「豚骨ラーメン」。丸亀製麺といえばかけうどん1杯390円という手軽さで本格的な味が楽しめる。店舗数売り上げともに業界No.1の人気うどんチェーンだがなぜラーメン屋さんを始め、なぜこんなに人気なのか。
やってきたのは関西を中心に90店舗を展開する豚骨ラーメン店「ずんどう屋」。東京にも新宿や小平市、八王子にも出店しどのお店をのぞいての常に大盛況。この2年間だけで36店舗も新規出店しているラーメンチェーンでいま最も勢いのあるお店で、昨年度の売り上げは丸亀製麺のグループで2位となる89億円。多いときには1日800人がやってくる大人気店。1番人気のラーメンは「味玉らーめん・960円」。ずんどう屋では注文時に「ストレート細麺」と「ちぢれ麺」を選択可能。丸亀製麺と同じく上質の小麦にこだわり、自社工場で麺職人が一玉ずつ品質をチェック。そして1番の特徴が「シルキー豚骨」と呼ばれる超濃厚なのに臭みのない特製スープ。こどもや女性に大人気となっている様子。しかし大の豚骨ラーメン好きにはちょっと物足りないという声も。そんなお客さんには背脂マシマシの超こってりラーメンがおすすめ。厨房を覗くとあっさりもこってりも使っているスープは同じ。
三宅健さん・水川あさみさんは「実はまだ丸亀製麺を食べたことがない」と話した。
丸亀製麺のグループのラーメン店「ずんどう屋」は、使っているスープは1種類だが、あっさり派・こってり派両方に人気。臭みが無いのに濃厚なあっさり豚骨スープをベースに、背脂でこってり具合を選択可能。粟田社長は、昼の売り上げがピークのうどん屋に対し、昼・夜・深夜に売り上げの上がるラーメン店にスポットを当て、ずんどう屋は深夜営業を続けている。
五感のすべてで楽しめる、丸亀製麺の没入型店舗を紹介。
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- 丸亀製麺
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うどんチェーンんNo.1の「丸亀製麺」がいままでと異なる没入型店舗になっているのを知っているだろうか。そもそも丸亀製麺の最大の特徴と言えばオープンキッチンによる圧倒的なライブ感。職人の製麺や立ち上がる湯気、うどんが茹でられていくのを間近で観察できるため、うどんが出来上がるまでを待つ間にワクワクを感じることができる。もはやオープンキッチンとしてこれ以上ない完成度のように思えるが、”没入型”として新オープンした東京・赤羽の店に行ってみると店内まで続く大行列ができていた。更に別の没入型店舗を覗いてみても大賑わいで、リニューアル後の店舗売上は最大20%アップしたという。
丸亀製麺の新業態「没入型店舗」の調査に向かったのは丸亀製麺大好きのインディアンス。早速昨年リニューアルしたばかりの奈良県の店舗に行ってみると、目の前に現れたのは熟成中の生地が丸見えの「熟成室」とむき出しで積み上げられた小麦粉の袋。以前のオープンキッチンはお客さんが通るレーンと厨房の間がボードでしっかり仕切られていたが、遮るものをなくしたことで厨房まで丸見えになり、臨場感が格段にアップした。実はこれこそ丸亀製麺の世界観と究極の臨場感を体験できる「没入エンターテインメント型店舗」。「没入型」とは今流行りのチームラボに代表されるような五感すべてでその世界観に没入できる体験型エンターテインメントだが、丸亀製麺ではそれを飲食店に持ち込んだ。五感すべてで楽しめるエンタメ満載の仕掛けとは?
丸亀製麺がさらなる進化。厨房丸見え、究極のライブ感を味わえる没入型店舗。その特徴はこれまでの切られた麺が一気に出てくる製麺機から、臨場感をより感じられるよう麺を1本ずつ切る機械に替え、置く位置も厨房の奥からお客さんの目の前に移動。さらに捨ててしまう麺の切れ端を使ってできたてのモチモチ感を触れる体験も。そして茹で釜まで進むと目の前の茹で釜からは小麦の香りが漂っている。視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚、五感すべてで楽しめるエンターテインメントのような究極のライブ感。そしてこの没入型店舗が広いスペースがとれるロードタイプだけではなく商業施設がある店舗でも。入口にむき出しの製麺機を設置。一度職人が面を打ち始めると気になったお客さんが吸い寄せられるようにどんどん集まってくる。客席からも熟成室が見えるため、うどんを食べているときもライブ感を味わえる。さらにテイクアウト専用コーナーが設けられていた以前の店舗ではうどんを作っているところがほどんど見ることができなかったが、テイクアウトのお客さんも製麺機の前を通って臨場感を味わえるレイアウトに一新。しかし社長はなぜここまでライブ感にこだわり続けるのか理由を聞くと「香川県の製麺所で見た光景に感動して丸亀製麺をスタートしたから。店舗を原風景に近づけるためライブ感を進化させ続ける」とのこと。
丸亀製麺の進化は店舗だけではなくメニューも。驚きの新商品を開発していた。その商品は丸亀製麺の一部店舗で限定販売するやいなや開店からわずか30分で100食完売する異例の大人気で、今年6月の全国販売が決定した「丸亀うどーなつ」(5個・300円)。このドーナツはなんとうどんからできていた。さらに白だしも加えた和風の味付け。ちなみに食べ方にも特徴があり、好みの味のパウダーをスプーン1杯分入れて自分でシャカシャカ振ってドーナツに味をつける。試食したスタジオメンバーは「おいしい!」「うまい」「モチモチしてる」「白だし感感じない」「カレーも旨い」などと感想を言った。
丸亀製麺を手掛けるグループで、ライブ感を追求した業態。その店があるのは高円寺駅近くの「いぶきうどん」。現在3店舗を展開していてどこも大盛況している。
調査にやってきたすゑひろがりずは早速「いぶきうどん」へ。食券を買ったらそのままカウンターへ。食券を購入してから調理がスタートした。天ぷらもできたてサクサク。そして、ここはグループ初の立ち食い専門店だという。立ち食いだからこそのライブ感が楽しめる。このお店にも製麺機があると紹介された。食券購入から約2分、三島さんが注文した「いぶきスペシャルかけ(930円)」と南條さんが注文した「ダブル舞茸天かけ(810円)」が提供された。三島さんは「喉越しも良くて無限に入る。立ち食いクオリティじゃない。」と、南條さんは「むちむちもちもち」などとそれぞれコメントした。丸亀製麺と何が違うのか。お出汁が最大のポイントだという。丸亀製麺は真昆布と鰹節など数種類をブレンドしている。一方、いぶきうどんでは数種類のいりこをブレンドして、8時間以上煮出して昆布を一緒に煮込んだいりこだしを使用しているとのこと。このお店には驚きの無料トッピングがある。
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スタジオでいりこの佃煮入りの「いぶきうどん」の「とり天かけ」や「舞茸天かけ」などを試食した。指原さんは「立ち食いうどんのクオリティじゃない」、坂上さんは「一口すすっただけでクオリティが全然違う」などとコメントした。いぶきうどんでは、酢に煮干しを漬け込んだ「煮干し酢」などもトッピングできるという。
トリドールHDの粟田さんが立ち食いそばを始めた理由は、立ち食いそばは多いのにうどん専門の立ち食いそばが少ないことから、昨年「天たまや」を出店。さらに、専門性があり低単価で味にこだわるうどん店に勝機があると、「いぶきうどん」を進出した。また、丸亀製麺は広い面積が必要だが、立ち食い店舗なら狭小物件でも出店が可能だった。
兵庫・神戸市の「長田本庄軒」は、自家製焼きそば専門店で、粟田社長の地元・神戸市長田区のご当地メニュー「ぼっかけ」を使った焼きそばを提供している。ライブキッチン・カウンター席で臨場感があり、連日行列が出来るほどの大人気。あえて店の入口と壁を無くし、香り・音・活気を店外に溢れ出させる演出をしている。また、壁を無くすことで、狭い敷地面積でも出店できるのがポイント。
スタジオで、長田本庄軒のライブ感を体験できる特別セットを用意。「ぼっかけ焼きそば」を試食した三宅さんは「ヘラで食べるのが初めて、美味しい!」などとコメントした。