福岡県議会の正副議長ポストをめぐり、金銭授受があったと指摘されている問題、自民党県議団の幹部に金銭を渡したという2人の議員が記者会見をした。2人は正副議長のポストをめぐり、自民党県議団の幹部に金銭を渡したとしている。吉松議員が明かしたのは、金銭を要求された際に録音したとする音声データの鑑定結果。音声データは2019年、当時県議団の幹事長だった中尾正幸前副議長から、1,000万円を要求された際に録音したもの。中尾前副議長は今月24日、県政の混乱を招いたなどとして議員辞職したあと、金銭の授受はなかったと否定している。吉松議員は会見の中で、金銭を手渡した相手が「藏内勇夫議長に渡す」と話していたとしている。江藤議員は会見で500万円のほかに、県議会の藏内勇夫議長も出席した会食の際に、お車代125万円、ゴルフの懇親会「藏内会」の費用として200万円、総額825万円を自民党県議団の幹部に提供したと述べた。吉松議員と江藤議員は実態を明らかにするため、日本弁護士連合会のガイドラインに基づく、第三者委員会を設置するよう県議会に求める考えを強調した。きのう午後、問題が指摘されてから初めて自民党県議団の議員総会が開かれ、出席議員からは早期の調査を求める声が出た。総会に藏内勇夫議長は出席しなかった。福岡県議会は全現職議員を対象に、外部有識者の聞き取り調査を来月以降実施する方針。
