高温多湿の空気で積乱雲が発達しゲリラ雷雨が発生しやすくなる。今日特に雷雨に注意が必要なのが関東地方。発雷警戒エリアは内陸を中心に広がっている。さらに夕方になると危険エリアも洗われる。近年雷の回数が増えているという分析結果も出ている。フランクリン・ジャパンの調査によると、去年までの10年間で年間平均落雷数は約376万回。2015年は約258万回、去年約459万回となっている。月別平均でみると、8月平均は約93万回で一番多いが、6月も約50万回を超えている。ゲリラ雷雨が起こる前の注意点は、黒い雲が近付いてくる、雷の音が聞こえる、急に冷たい風が吹いてくるなど。雷が近くで落ちる音が聞こえた場合注意することは、高い木のそばに近寄ること。近くにいる人に飛び移る場合がある。高い木からは最低でも4m以上離れるようにしてほしいという。周りに建物のない広い場所では傘をささない。ゴルフクラブや釣り竿を高く振りかざさない、自転車に乗ってたら降りるのが大事。近くに安全な場所がない場合の最終手段は、姿勢を低くし耳を塞ぎ、両足を揃えてつま先立ち。地面と接する面積を出来るだけ小さくすることで感電リスクを減らすことが重要。この先1週間、東京・大阪・福岡に雨マークはないが、雷雨には注意。暑さも続き、特に木曜日までが危険な暑さ。熱帯夜になる日もあるという。