福島県・富岡町から中継。夜の森地区を含む富岡町では避難指示の解除が2017年から除染の進捗などに応じて段階に進められていた。避難指示の期間が長くなるほど避難先が避難先では無く、そこでの生活基盤が確立された事から戻ってくる人も少なくなる傾向が見られている。街の力になりたいと移住をしてお店や事業を始める人が富岡町で出てきているという。富岡町や福島第一原発のある大熊町や双葉町などの住民意向調査では約5割が「戻らない」と答えているが 、約1割から2割は「まだ判断がつかない」と答えている。この方達が帰還を判断する為に必要な条件として多く上げたのが医療機関や介護施設の充実でそこが課題だという。約7キロ離れた場所に福島第一原発があるが去年は処理水の放出があった。30年から40年もかかる廃炉作業は今日も昼夜を問わず続けられているが今年度は4回目の放出が進められている。これはタンクの撤去を進める為で原発の敷地内には早ければ来年度から空いたタンクの解体が始まる見通しだという。タンクの撤去により空いた敷地には燃料デブリの取り出しに向けた施設が建設される予定だが、今年度中に計画されていた試験的な取り出しが来年度に延期されるなど全体的に不透明差を残している。このあとは岩手県の現状や課題について伝えるという。
住所: 福島県双葉郡大熊町大字夫沢字北原22
URL: http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/press_f1/2014/2014-j.html
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