策定に向けた議論が大詰めを迎える、新しいエネルギー基本計画。政府は原子力発電について、今の計画に盛り込まれている「依存度を低減する」という文言を明記しない方向で最終的な調整に入ったことが分かった。エネルギー基本計画では、東京電力福島第一原発の事故以降、原発について「可能な限り依存度を低減する」という文言が一貫して盛り込まれてきた。この文言について政府は、策定に向けた議論が大詰めを迎えている新たな計画では明記しない方向で最終的な調整に入ったことが分かった。この文言を巡っては、経済界などから「電力の安定供給のためには原発の活用が欠かせない」として、エネルギー基本計画から削除するよう求める声が上がっていた。政府は来週中にも素案を示すことにしている。
住所: 福島県双葉郡大熊町大字夫沢字北原22
URL: http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/press_f1/2014/2014-j.html
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