秋田県の多くの小中学校で夏休みが終わり、先月の大雨で被害を受けた秋田市の小学校でも予定通り授業が再開した。秋田市立太平小学校は先月の記録的な大雨で隣を流れる太平川が氾濫し、教室や体育館などが水につかる被害を受けて、予定より5日早い先月15日から夏休みに入っていた。夏休みの間に教員などが片付けを進めたことで今日予定どおり授業が再開され、30人あまりの児童が登校した。まだ使えない体育館に代わって教室で全校集会が行われ、菊地一慈校長が当時の学校の様子を写真を見せながら伝えた。この後学年ごとの教室に移動し、水に浸かって床が貼り替えられた1・2年生の教室では子ども達が自由研究の作品を披露していた。学校によると体育館は再来週から使えるが校庭は清掃作業で10月ごろまで使えないため、体育等の授業は当面体育館等で行うという。