外国人観光客にも人気の秋葉原。今、駅前の一角を再開発する計画が進んでいる。30年秋葉原似通っているという人は、ゴミのようなところからパーツを引き出してそういう面白さもある、と語っていた。再開発の対象は家電量販店の立ち並ぶ神田川沿いの一角。千代田区は昨日、区議会で地権者の3分の2以上の同意が得られる見通しがたったと説明。反対の声は根強いものの計画は一歩前に進んだ。再開発に慎重な立場を示してきた地権者の一人・角田一郎さんは親子三代にわたって秋葉原で商売をしてきた。秋葉原は戦後の焼け野原からラジオ部品などを扱う商店主たちによって復興した。昭和や平成には電気の街として成長。電気街にかつての勢いがなくなるとアニメなどのサブカルチャーの街として変貌を遂げてきた。こうした街の個性が失われてしまうのではと角田さんは危惧している。