きのう「ポスト石破」の有力候補のひとり、小泉農水大臣が自民党総裁選について初めて言及し、総裁選への立候補の意向を表明した。さらに“チーム小泉”ともいえる陣営のメンバーについて去年の総裁選でライバルとして戦った加藤財務大臣が選対本部長として陣営入りすることを明らかにした。一方、すでに立候補の意向を表明している小林元経済安保担当大臣は会見を開き、所得税について「若者や働く世代を応援するため期限を区切った定率減税を実行する」と表明した。減税額には上限を設けるとしている。また、茂木前幹事長は都内のスーパーを訪れ、猛暑や大雨の影響を受ける野菜の価格を視察していた。いまだ表立った動きを見せていないのが高市前経済安保大臣で、正式な表明はまだだが、水面下で準備を進め、今週後半に会見を行う方向で調整しているという。