裏金問題の逆風はあまりにも大きく、自民党の大物たちが次々に落選した。東京21区に立候補した小田原潔氏は、1240万円の不記載により自民党からは非公認となり、比例重複も認められなかった。小田原氏は、東京大学経済学部を卒業後、ゴールドマン・サックスなどの証券会社に勤務。48歳の時、安倍元総理が政権を奪還した2012年の衆院選で初当選し、今回、5回目の当選を目指していた。しかし、選挙戦の終盤には政党支部への2000万円支給問題も噴出し、小田原氏は立憲民主党・大河原雅子候補に2万票以上の差をつけられ落選した。
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