安定的な皇位継承のあり方を巡る与野党の協議が始まった。衆議院議長公邸で開かれた会議には、衆参両院の議長のほか、自民党の麻生太郎副総裁、立憲民主党の野田佳彦元総理大臣ら各党の代表者が出席し、政府から林官房長官も同席した。皇族の数を確保するための方策が主な論点で、“女性皇族が結婚後も皇室に残る案”や“旧皇族の男系男子を養子に迎える案”などを巡り、各党が見解を述べた。額賀福志四郎衆院議長は「今国会中の取りまとめを目標に力を尽くしたい」と述べたが、各党の立場には隔たりがあり、協議の行方は不透明。
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