衆議院選挙の投開票日まであと5日。注目の選挙区ではいわゆる裏金事件で処分を受けた候補者と野党候補たちが火花を散らしている。東京7区の候補者4人が集まった討論会、この選挙区は自民党のいわゆる裏金議員や野党3党が争う屈指の激戦区。都内の商店街にいたのは自民党・丸川珠代、政治資金収支報告書への不記載額が822万円あり自民党から戒告処分。今回、出馬するに当たり党の公認は得られたものの比例代表への重複立候補は認められなかった。応援に駆け付けたのが安倍元総理の昭恵夫人だった。自転車で選挙区内を駆け巡るのは立憲民主党から立候補した弁護士の松尾明弘氏、声をかけてくれる人がいれば自転車を止めて応じる場面もあった。そして野党第2党、日本維新の会からは小野泰輔氏が立候補している。人通りの多い道も練り歩きながら政権交代を語りかけた。参政党から立候補している石川友梨香氏は経済成長を目指すと訴えた。