愛知県名古屋市でおととい朝の通勤時間帯、駅前に現れたのは政治団体「日本保守党」の共同代表・河村たかし。河村氏は2009年、60歳のときに名古屋市長に初当選し15年にわたって市長を務めた。過去には衆議院議員も5期務めていて、愛知1区から国政復帰を目指す。河村氏は「名古屋でもできんことないんやけどやっぱり国でやっていかないとでしょ。あと減税だわな」と話した。自民党からは前職の熊田裕通氏が立候補。熊田氏は「自由民主党が政治資金パーティーに関わる不記載、この問題で多くの国民の皆さんから不信があり、『自民党何やってるんだ』とお叱りをいただいた」と述べ、自らは関わっていない政治とカネについて謝罪したが。自民党・小泉選対委員長は「自民党の政治とカネの問題があって全体的に自民党に対して厳しい目が向けられているが、皆さん、熊田さん、全く関係ないですから」と述べた。立憲民主党からは吉田統彦が立候補、「政権交代こそ真の政治改革の原動力だと」と述べた。現役の医師でもある吉田氏は医療政策をはじめ格差をなくしたいと訴える。日本維新の会からは新人の山本耕一氏が立候補、「子育て現役世代、若者世代、子どもたち、そしてまだ見ぬこれから生まれてくる子たちのためにも、残りの人生をかけて国民のための政治を取り戻していく」と述べ、元高校教師という経験を生かし教育現場の改革などを訴えていた。投開票は27日。