国会では高騰が続くコメ価格を巡り野党が追及を続けている。5キロ2000円台で備蓄米の販売がスタートする中、焦点となるのはコメ全体の価格が下がるかどうか。国会記者会館から中継。消費者も生産者も納得する適正価格はいくらなのか、石破総理大臣と小泉農水相の認識を野党は問いただした。石破総理は適正価格を決めるには農業政策をどう見直すか議論する必要があるとの認識を示した。自民党の森山幹事長はコメ適正価格を5キロ3000円から3200円との認識を示している。石破総理は増産に舵を切るならば、コストダウンしなければ輸出できないと指摘し、その場合価格が安定しないと消費者に安心して買っていただけないと強調。小泉農水相はマーケットを安定させることで不安を取り除け、消費者 生産者が一致する思いに向けた議論が始まると指摘。石破総理は今週、コメ価格対策などを巡り、自らがトップをつとめる関係閣僚会議を設置する考えを表明。