物議を醸している「NHKから国民を守る党」のプラン。都知事選のポスターの掲示板は約1万4000か所あるが、団体に寄付されば1か所に内容もデザインも自由なポスターを貼ることができるとしている。寄付額は先月までは一口5000円以上、今月からは1万円以上に増額。立花党首によると、合計24人を擁立する予定であり、その立候補者のポスターのスペースを利用するという。立花党首は”ポスター掲示板は税金の無駄遣い”と廃止も主張している。一方で党のHPで紹介されている動画には「5000円ぽっきりで掲示板をジャックして、あなたの知名度やビジネスを広めるチャンス」との宣伝文句が。専門家は現状の法律に禁止規定はないとした上で、「実質的に販売に近いような形で売っていることは問題だと思う。選挙そのものに対する不信感を持つ有権者が出てくる可能性がある」と指摘。立花党首はきょう6月20日の告示日に1600か所ほどの掲示板が“寄付ポスター”で埋まるとの見通しを示した。