日本経済新聞コメンテーター・梶原誠の解説。まだまだ不透明だと分かってきた。株式市場の投資家は投資判断ができない不透明感を最も嫌う。認識のずれが続くと投資家がリスクを取れなくなる。資生堂・藤原社長は「これからも不確実性を前提に経営していきたい」と身構えている。紹介したい本が「八月の砲声」。ヨーロッパ各国のリーダーたちの認識のずれが重なり第1次世界大戦に陥ったことを書いた本。ケネディ大統領はこの本を教訓に1962年のキューバ危機を乗り切ったと言われている。今こそきな臭かった時代の教訓に学ぶべき。
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