業種別の平均年収ランキングを見てみると、最も高かったのは「電気・ガス・熱供給・水道業」の775万円。続いて「金融業・保険業」の652万円などとなっている。1位の理由について第一生命経済研究所の永濱さんは「電気は去年電気料金の上限を引き上げ値上げした一方で、燃料である化石燃料の価格は下がっているため給与を増やしやすかった」とのこと。最も低かったのは「宿泊業・飲食サービス業」の264万円。一方で宿泊業でも給与が上がったという人もいた。調査で「宿泊業・飲食サービス業」が低かった理由は、アルバイトなど非正規雇用が多いため。