冷凍クロマグロはおととし12月1キロ4212円で取引されていたが、去年12月には3223円に。今年に入るとさらに値下げ、おととい2895円に。横浜市のスーパーマーケット セルシオ 和田町店では去年12月100g1383円だった海外産の冷凍クロマグロがきのうは1059円に。お客さんも「1000円の割にすごく良かったので思わず手にとった」などコメント。そして東京都内のたいこ茶屋では刺し身の食べ放題の中にクロマグロが。人気のランチバイキングは去年まで2100円だったが、今年から1900円に。クロマグロが値下がりしている理由1つ目は海外さんの在庫が豊富であることだという。ここ数年地中海で豊漁、漁獲枠が拡大され日本への輸入も増えているという。輸入会社の人は「だいたい年末に売り切って、これから新物を待つが今年は新物をまたずして潤沢に品物が手に入る」などコメント。そして、もう一つの理由は中国・韓国の景気悪化があげられるという。中国や韓国では日本食ブームだったが、景気悪化のためクロマグロなど魚介類の需要が落ちているという。そして、一方で日本でも去年秋頃からクロマグロが豊漁であることも理由になっているという。スタジオでは築地場外市場で購入した冷凍クロマグロをあばれる君が試食した。この安さがいつまで続くのか冷凍クロマグロの輸入会社の相原氏は「需要と供給のバランスにもよるが1年くらいは今くらいの価格で推移するのでは」などコメント。