去年、国が飲酒ガイドラインを公表。生活習慣病のリスクを高める飲酒量は、女性だと一日20g以上、男性は一日40g以上。そんな中、今注目されているのがノンアルコール飲料。千葉・館山市の医療機関。去年、新たに減酒外来を開設した。糖尿病や脂肪肝の患者に対しては生活指導を行っている。副院長の岩間さんはお酒の節制を呼びかけても上手くいかないことが課題だと考えている。今、そうした患者に薦めているのがノンアル飲料。61歳の患者はノンアル飲料による減酒で健康状態が改善した。
ノンアル飲料が減酒につながることは研究データからも明らかになりつつある。筑波大学の研究チームは週4日以上アルコールを飲む人にノンアル飲料を送った。すると、被験者たちはアルコールが特に制限されていなかったにもかかわらず、自発的にノンアル飲料に切り替えていった。そして、3か月後には一日のアルコール摂取量が平均で30%減少したのだ。
ノンアル飲料が減酒につながることは研究データからも明らかになりつつある。筑波大学の研究チームは週4日以上アルコールを飲む人にノンアル飲料を送った。すると、被験者たちはアルコールが特に制限されていなかったにもかかわらず、自発的にノンアル飲料に切り替えていった。そして、3か月後には一日のアルコール摂取量が平均で30%減少したのだ。