夏休み取得に「罪悪感」約2割についてエコノミストの崔真淑さんに聞く。罪悪感については共感することがあり、休み中も仕事メールが気になる。結果は日本らしいと思う人も多いが根本的な問題として有給休暇として休むことが当たり前になっていない・休みづらい雰囲気があるのも原因の一つとした。大手旅行仲介サイトが世界11の国・地域で行った調査では日本の有給休暇取得率は62%でワースト1、年間有給休暇取得日数は日本は平均12日に対しフランスは29日。日本の働き過ぎというイメージにも繋がるが働き過ぎには誤解もある。バブル期の1990年OECD加盟国の中で日本は年間労働時間の長さが6位で働き過ぎのイメージそのものだったが今労働時間は大きく減り31位となった。背景には働き方改革に加え社会保険料の企業負担が増で残業時間を減らしている研究もあり、もう一つは祝日は年間16日で世界で最も多い国だという。夏休みや有給休暇を当たり前にするには社会保障、祝日をどうするかなどマクロな視点も必要になってくるなどと話した。