TVでた蔵トップ>> キーワード

「網膜色素変性症」 のテレビ露出情報

人口1万8000人の美唄市はかつて炭鉱で栄えていた。午前8時にタクシーを使って出勤してきた福場さん。医師二人、看護婦5人のクリニックに勤めている。福場先生は400人ほどの患者を担当している。診療前にはカルテの確認をするがそれを看護婦に読んでもらう。9時には診療がスタートし、鬱と診断され通院する女性がやってきた。診療の時に大事にしているのが患者の声色。福場さんは女性の声に力がないことが気になり更に問いかける。すると女性は日常生活の困り事を福場さんに話しかけた。もう一つ大事にしているのが世間が話。アルコール依存症の男性がやってきたが話題はお酒の話ではなく世間話。すると男性は自分の家族のことを語った。福場さんはこの行動によってこの人がどこで傷つくのか、つまずくのかという要素がヒントになり励ますことができるという。
診療の内容は自分で記録するが助けになるのは文字を音声で読み上げるパソコン。小さな心の声に気づき治療につなげていく。このクリニックで福場さんがつづけてきた事だという。午後6時になり、一日の診療がおわるとギターを用意した福場さん。誰もいなくなった診療所で熱唱するがこれは17年間つづけてきたリフレッシュ方法だという。広島県出身の福場さんは東京の医大に進学するがその時に網膜色素変性症であることがわかった。音楽に勉強に明け暮れていた日々だったが病状は徐々に進行していった。視力が落ちる中で、医師免許を取得するが目の病気を抱えての就職活動は難航し、しかし目の事情は受けいれるので来てほしいと声をかけてきたのは当時医師不足だった美唄の病院だった。歌を歌うことと美唄という地名にも惹かれていたというが、こうして北海道にやってきた。その後視力は更に低下し、30歳を前に引退も考えた。目のことはできるだけ隠しながら毎日の診療にあたっていたが32歳で失明。わずかに感じ取れていた人の表情も見えなくなっていったという。それでも仕事をつづけられた理由は、同僚たちの存在があったからだった。文字をよみあげたり、患者の様子を伝えたり、福場さんをサポートする体制が自然と生まれていった。
ここで医師として生きてい行く覚悟の一つがここではじめた合唱プログラム。歌という特技をいかして医療にいかせると思えば目のことは気にせずに言えるようになったという。美唄に来たときから暮らしているという借家では炊事や洗濯などできることはできるだけ自分をしているという。見えていた頃の記憶と指先の感覚が頼りだという。休日にやってきたのはかつて病院の事務員だった佐藤隆樹さん。帰り道が一緒だったことで仲良くなって以来福場さんの生活面をサポートしてきた。この日はスーパーで買い出しに向かい、今は職場は別だが佐藤さんは週に1回は必ずやってくるという。支える方も支えられる方も自然体で、それが10年続いている。
自分のできることに素直に向き合う福場さん。病院を訪れた男性はこの日検査を受け発達障害の可能性があることを初めて知ったという。男性は落ちこんでいるようにみえたが福場さんはその男性に自分の目の症状を伝え、患者を励ました。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年11月16日放送 4:50 - 5:20 テレビ朝日
テレメンタリー2024テレメンタリー2024
石川凌久さんは高校2年生。ボクシング部に所属している。ボクシングといってもマスボクシングで、寸止めがルール。目の難病を抱えている凌久さんはパンチが当たると、失明するおそれがある。凌久さんの選考は情報処理科。プログラミングなどの資格取得を目指すクラス。授業が終わると部活の時間。高校に入ってからマスボクシングを始めたが体力をつけることが目的だったという。マスボク[…続きを読む]

2024年10月24日放送 21:00 - 22:00 NHK総合
ニュースウオッチ9(ニュース)
自治体の取り組みだけでは補いきれない部分もある。視覚障害のある人の投票に同行。高知・高知市に住む男性は、目の難病・網膜色素変性症と診断され、30代のときに視力を失った。選挙のときには、毎回欠かすことなく投票に行くというが、点字を使う人にとって必要な情報を得るのが難しいことがあるという。例えば自宅に届く入場整理券。今回の衆議院選挙の券であることは点字で印字され[…続きを読む]

2024年8月31日放送 15:30 - 16:55 日本テレビ
24時間テレビ47「愛は地球を救うのか?」直前生放送SP(24時間テレビ47「愛は地球を救うのか?」直前生放送SP)
高橋海人&SOTAはボーダレスなスペシャルライブに挑戦する。さらにDA PUMP・KENZOは森仁志とコラボ。

2024年8月24日放送 5:20 - 5:50 テレビ朝日
日本のチカラ日本のチカラ
岡崎市にある杉くんの駄菓子屋で働く石川さんは20歳で網膜色素変性症を発症し27歳で全盲になった。網膜色素変性症は難病に指定され治療法が見つかっていない。お客さんがどんな商品を買ったかは音や手の感覚で判断している。石川さんは袋に商品をつめる担当で袋も作っている。店長の杉浦さんも脊髄性筋萎縮症を患っている。目指しているのはお店を色んな人が集まれる場所にすること。[…続きを読む]

2024年7月17日放送 14:05 - 14:50 NHK総合
列島ニュース列島リポート
大阪には視覚に障害のある人と一緒に山登りを楽しむ登山グループがある。NPO法人「ハイキングクラブかざぐるま」には視覚障害者33人を含む72人が所属している。サポーターのリュックサックに取り付けられたロープ。視覚に障害のある人はこのロープを握ることで前を歩くサポーターの動きが伝わり、歩く方向や段差が分かる。貝容子さんは33歳のときに網膜色素変性症という目の難病[…続きを読む]

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.