去年発生した台風7号は近畿を縦断しているが、鳥取県と岡山県でも線状降水帯が発生し緊急安全確保が出されていた。鳥取・佐治町では高山橋が崩落し、482号線が崩落したことで一時1597人が孤立状態となった。避難が進むきっかけとなったのは強い口調で緊急安全確保を伝える無線で、命令口調から近所の人も避難していったと話す様子を見せている。西日本豪雨の際に避難したのは1300人ほどとなっていたことから、多くの人に避難してもらうために避難指示以上となった場合に命令口調とすることで多くの人を助けようとした。担当者は一人でも多くの方が助かるために怖いということが伝わることを第一に伝えたと振り返っていて、台風7号の際に避難したのは西日本豪雨を上回る1934人となった。