マイナンバーカード保有率は71.7%。しかし今年になり様々なトラブルが発覚し関係省庁などが総点検を実施している。デジタル先進国エストニアは多くのIT企業集まる北欧のシリコンバレー。エストニアではeIDカードが導入され普及率はほぼ100%。行政サービスの99%が電子化されておりオンラインでほとんどの行政手続きが可能。また2005年に世界で初めてインターネット投票を導入し、投票者の半数はインターネット投票を利用している。一方、冷静になってもらうため離婚の手続きだけは紙での申請が必要だという。エストニアはソ連時代にロシア系住民が移り住んだため、ロシアに攻め入られることを恐れている。ロシアに占領されても国民のデータを確保できていれば国は再生できるとしてデジタル化を進めた背景がある。