今年6月、厚生労働省の発表によると去年1年間に生まれた子どもの数はおよそ72万7000人で1899年に統計を取り始めて以降過去最少となった。速報値で年間の出生数が初の70万人割れの可能性もある。1人の女性が生涯で出産する子どもの数を示す合計特殊出生率が最も低いのが東京都で0.99となる非常事態。これは結婚した夫婦2人から子どもが1人すら生まれず単純計算でいくと将来的には日本の人口が半減するという末期的な状況だ。この少子化問題を解決しようと岸田総理は「異次元の少子化対策」として児童手当の所得制限撤廃や学童保育の受け入れ人数増加などの案が盛り込まれましたが目に見える成果は出ていない。去年の総人口は前の年からおよそ59万5000人減って13年連続の落ち込みで歯止めがかかりない。そんな日本の未来を憂い親日家でもある米国の企業家イーロンマスクは自身のXで「出生率が死亡率を上回る変化がない限り、日本はいずれ存在しなくなる」と警鐘を鳴らしている。
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