総務省が手紙・はがきの来年秋に30年ぶりの値上げの方針を示した。手紙84円が110円になり、はがき63円が85円となり、レターパックも値上げを検討しているとのこと。来年分の年賀状の発行枚数はピーク時の約3分の1となる見通しで、国内の郵便事業全体では約20年間でほぼ半減となっている。郵便事業の収支は昨年度に民営化以降初の営業赤字となり、値上げしない場合は赤字額は今後も増えていく試算となっている。一方で値上げをしても、2028年度には1232億円の赤字になるとのこと。総務省の有識者会議では約17万ある郵便ポストを削減するかどうかの議論も続いている。