いよいよ選挙戦が本格的に始まるが、課題となっているのが若者の投票率。どうすれば若者に選挙への関心を持ってもらえるのか。街頭演説を聴くのが趣味というモデル・藤井サチさんに見どころを聞いた。藤井さん27歳。20代になってから、選挙の際、街頭演説に足を運ぶようになったという。まず力説したのが、支持層が見えるという魅力について。その上で、候補者との距離の近さも街頭演説の魅力の一つだという。さらに藤井さんは「候補者が選挙が始まったタイミングで演説する内容と終わりの内容が修正をして違ったりする。戦略を変えたんだなというのもドラマチックに見える」と語った。近年、低下傾向にある衆議院選挙の投票率。2012年以降は50%台。前回は特に20代が約36%。藤井さんは「“若者の政治離れ”というが、政治が若者を突き放していると思う。わかりづらいことが多い」、同世代の若者に対して「駅前で演説している人が多いので、イヤホンを取って耳を傾けるだけでも感じることがあるかもしれない」と述べた。衆議院選挙は27日投開票。