1歳の時から野菜の多種多様な姿や味に魅せられ、全国の農場を回り続ける高校3年生・緒方湊(17)。前回は幻の伝統野菜を紹介。今回はりんごを紹介。最も身近な果物だが、消費量が減少中。日本人が食べる果物の消費量トップ2は1973年~2007年までみかん・りんごだった。りんごに対する各家庭の支出金額を表したグラフを紹介。ピークだった1992年には7563円。その後は下がり続け、2024年は2922円に。物価自体が上がっていることも考え、1年間に食べられているりんごの数はピーク時の5分の1ほど。「りんご離れ」の主な理由は食べ手としては切る・皮を剥くのが面倒くさい。作り手としてもかなり重労働でロスも多い。台風・雪など天気の影響を受けやすい。出荷できるのは全体の50~60%。
