キャベツや白菜などの値上がりが目立つ中この時期には珍しい夏野菜の価格が下がっている。なぜ今値下がりしているのか。年末、4個298円だったトマトは280円に。大きなナスは、5本入りが60円安くなって238円に。年末と比べて2割ほど安くなっているものはほかにもある。真冬にもかかわらずなぜ夏野菜が安いのか。豊洲市場や大田市場など都内9つの青果市場が先月30日〜年明け4日まで年末年始の休みだったため、いま市場に夏野菜があふれている。キャベツや白菜といった冬野菜と比べてトマトやナスに代表される夏野菜は出荷を早めたり、遅くしたりすることが難しく、年明けすぐは一時的に価格が下がることが多い。