中国を訪問しているプーチン大統領が、ロシアと隣接する黒竜江省・ハルビン市に到着。中国と経済的な関係を強化したい狙いがあるとみられる。中国共産党系の「環球時報」はきのうの首脳会談について「全世界が注目した」という見出しとともに「中露関係の発展は世界の平和と反映に有益」と大きく報じた。両首脳はきのうの会談後、習主席の執務室がある中南海を散策し、友好ムードをアピールした。その中で習主席はウクライナ侵攻をめぐり「国際和平会議の開催を支持する」とあくまで中立な立場を強調している。きのう北京に到着したプーチン大統領は過密日程を終え、きょう未明にハルビン市に到着。きょうは中国・ロシアなど1,400以上の企業が出展する博覧会にプーチン大統領自ら出席予定。一方、アメリカ・国務省のパテル副報道官は16日、「中国がヨーロッパと良好な関係を築きたいと望みながら、ヨーロッパの安全保障にとって最大の脅威を支援することはできない」と述べ、中国とロシアの関係強化を牽制した。きのう署名した中露の共同声明の中で「アメリカ」という言葉が10回以上出てきていることから、中国側としてはアメリカ中心の秩序ではなく「中国主導の新たな秩序を目指す」とした形。