中国語の看板が並んでいるが、こちら東南アジアのカンボジア。習近平大通りともいわれる通りもあるよう。石破総理も参加するASEAN首脳会議が今日、始まった。こうした加盟国での中国の存在感が増している。カンボジアの首都プノンペンに今年開通した、その名も「習近平大通り」。全長およそ50km、中国の支援で造られた。一方で海に面したシアヌークビル。あちらには中国語の看板がある。そして反対側にもたくさんの中国語の看板。中国語の看板だらけ。この状況、カンボジア人はどう思っているのだろうか。カンボジアに中国からの投資が急増したのは、10年ほど前のこと。中国メディアによると、去年1年間の海外からカンボジアへの新規投資の9割が、中国からのものだった。強まる中国との経済的結びつき。そこにチャンスを見いだそうと今カンボジアでは中国語の学習熱が高まっている。入学希望者が急増し、教室も先生の数も足りないのが悩みだという。