円安が進んだことで輸出企業の業績が好調で法人税収が前年度より1兆円近く増加。ことしの賃上げ率は33年ぶりの5%超え。最低賃金も過去最大の引き上げ額になったが、円安のせいで実感がないとの声が聞かれた。今の物価上昇率は前年比で2~3%ほど。物価上昇は景気をよくする起爆剤となるため、最近デフレから抜け出せそうだと言われている。10月には焼肉店の倒産が過去最高になった。円安の影響で輸入牛肉の価格が上がったため。1月には去年の納豆の輸出金額が過去最高と発表された。伸び幅が大きいのが中国で、函館からの輸出は9割以上が中国向け。9月に中国は日本産海産物の輸入再開に合意し、11月には日本のビザ免除措置を再開した。