アメリカ・トランプ大統領と中国・習近平国家主席の米中首脳会談。その会談前突如、トランプ大統領がSNSで国防総省に核実験を開始することを指示したことを明かした。2017年4月、訪米した習近平国家主席はトランプ大統領の私邸で会談。会食後、デザートを味わっていたそのとき、トランプ大統領は「たったいま巡航ミサイル59発をシリアへ発射した。あなたに知らせたかった」とコメント。当時化学兵器を使用した可能性が高いとして、国際社会の批判が高まっていた中東シリアへ、トランプ大統領は巡航ミサイル「トマホーク」での攻撃を命じたという。ニューズウィークによると、これを聞いた習近平国家主席は10秒ほど黙り「OKだ」と述べたという。相手に対し、やるときにはやる強い大統領という印象を最も効果的なタイミングで示したとみられるトランプ大統領。今回も同じような手段を用いた。関税や輸出規制をめぐって、両国間の緊張は高まっていたが帰国の飛行機の中でトランプ大統領は上機嫌で「素晴らしい会談だった。10点満点で12点の出来」などコメント。
