米中首脳会談が韓国・釜山で行われ、両者が関係の安定化を目指す考えを示し、貿易条件などで合意した。トランプ大統領と習主席の6年ぶりとなる会談。中国側は、レアアースの輸出規制の1年見送り、アメリカ産大豆の輸入大幅拡大、合成麻薬「フェンタニル」のアメリカへの流入対策強化などで合意。アメリカ側は、「フェンタニル」流入を理由に中国に課す20%の追加関税を10%に引き下げることなどで合意した。トランプ氏は会談後、「10点満点で12点だ」と評価し、自身が来年4月に中国を訪れることで合意したと明らかにした。その後、習主席がアメリカを訪れるとしている。
