日米が注視するのが、韓国の政治情勢。韓国ではきょう、総選挙の投票が行われた。韓国・ユンソンニョル大統領を支える与党が、選挙前と同様に過半数を獲得できない見通しだと現地メディアは伝えている。日韓関係など、外交にも影響は出るのか。4年に1度行われる韓国の総選挙。けさから一斉に投票が始まった。小選挙区と比例代表、合わせて300議席を巡る争い。今回の選挙は、来月で任期の3年目に入るユンソンニョル政権の中間評価とも位置づけられている。韓国の選挙管理委員会によると暫定投票率は67%で、前回4年前より0.8ポイント高くなった。通信社の連合ニュースは、1996年以降の総選挙で最も高い投票率になったと伝えている。選挙戦は、少数与党から脱して安定した政権運営を支えたい保守系の「国民の力」と、政権を審判すべきだと主張し、前回に続く勝利を目指す革新系の野党「共に民主党」の2大政党を軸に展開された。
投票が終了した午後6時。公共放送KBSは、出口調査の結果として、野党・共に民主党が、系列の政党も含めて178議席〜196議席と、過半数を獲得する見通しだと報じた。一方、ユン大統領を支える保守系の与党・国民の力は、系列の政党も含めて、87議席〜105議席を獲得する見通しだとしている。開票作業は順次進められ、あす未明には大勢が判明する見通し。
投票が終了した午後6時。公共放送KBSは、出口調査の結果として、野党・共に民主党が、系列の政党も含めて178議席〜196議席と、過半数を獲得する見通しだと報じた。一方、ユン大統領を支える保守系の与党・国民の力は、系列の政党も含めて、87議席〜105議席を獲得する見通しだとしている。開票作業は順次進められ、あす未明には大勢が判明する見通し。