「甘ければ甘いほど税金が上がる」というのがフランスのソーダ税の原則。砂糖含有量が特に高い場合はさらに課税される。コーラ1リットルに砂糖100グラムの場合、15.7セントから倍以上の35セントに。消費者の評判は良い様子。ソーダ税は2012年に導入されたが、効果が十分ではないため評価が決まった。糖分量が少ないものから順に1リットルあたり4セント→21セント→35セントの3段階に分かれる。メーカー側は「小売価格に反映させる」と警告した。税率が倍になれば企業負担は4億ユーロ増加し最終的に国民の購買力にのしかかる。しかしイギリスではこの仕組みが効果を発揮しているという。増税が成分の見直しに繋がるため。砂糖の含有量が減ることは健康にプラスであるため、糖尿病専門医にとっては朗報。2023年のソーダ税による税収は4億4,300万ユーロ。今回の増税で3置くユーロ増加する見込み。