検査を受けるためにやってきたのは東京・八王子市にある「八王子クリニック新町」。続いては日本人の死因第1位、年間約38万人が亡くなるがんの検査。がんの部位別の5年位内の生存率を見ると、たとえがんであっても初期のステージ1で見つかった場合、5年後の生存率は高い。つまりがんはなにより早期発見が大事。そうとうは分かっていてもこれまでのがん検査といえば「PET-CT検査」。この検査はがん細胞に反応する薬剤を注射ししばらくしたあと全身を検査することで全身のがんの有無などを検査できるというもの。しかしこれだけではなく食事制限が検査前5~6時間や検査自体が3時間程度と長丁場。それに対し最新がん検査「ドゥイブス検査」は従来のPET-CT検査と比べ検査時間はわずか30分とその差は歴然。この検査方法で腎臓や膀胱、肝臓の肝細胞がんなどこれまで見つけにくかったがんもMRIの高性能化で診断可能になった。まず小島さんが検査を受けてみることに。実は小島さんは問診でお腹がはりやすいと先生に相談していた。小島さんは特に腹部あたりを詳細に検査することにした。特別なことは一切せず、検査を受ける側は横になりMRIに入るだけで全身をくまなく投影し、がんの形成がないか検査できる。乳がん検査には痛みを伴ったり胸を露出するため辛いイメージもあったが、ドゥイブスなら検査着のままうつ伏せになるだけで検査が行えるので痛みもない。この方法で一般的なマンモグラフィに比べがん発見率は5倍以上という報告もある。このクリニックでのドゥイブス検査費用は11万2200円。しかし見つけ出すがんの項目数は20項目以上。これを30分で検査できるのが最大の魅力。続いて白鳥さんと西村も受診。白鳥さんは検査前の問診で息切れや胃の痛みを相談していた。