能登町で最も多い農産物は米だが震災で打撃を受けた。塩害で米づくりができなくなり地割れした田んぼも多いという。水が貯められず米づくりを諦めた農家もいるという。そこで竹中は地域の農家に声をかけて新たな取り組みを始め、新たな作物で農業の再建を狙う。それはサツマイモ。能登町全体の米の収入はおよそ6億円あったが田んぼが使えないために収入は激減する見込み。そこで荒れ地でもよく育つサツマイモを新たな特産品にしようと苗を植える活動がおこなわれた。収穫後の販路も確保しお菓子の原料として石川県内の加工メーカーを買い取る。農家と障害者が協力して2年後に三億円の収穫を計画している。