小山博久さんはシステムエンジニアの藤井剛さんのもとを訪れた。藤井さんは脳性麻痺で足に障害がある。修理の依頼があったのは、競技で使う軽自動車。4ヶ月ほどの入院の間、野ざらしにしたことでエンジンがかからなくなったという。今回は故障整備を点検整備の両方を兼ねているので、2人がかりで取り掛かることになった。まずは明さんが洗車をする。博久さんはエンジンがかからない原因を探っていた。錆びている部品を交換したり、コーティングをするなどの整備を施す。整備作業は順調に進んだ。
藤井剛さんの車を整備し始めて1週間、藤井さんは半年ぶりに愛車を運転した。しかしまた整備を始めた。腕力が落ちている藤井さんのために、サイドブレーキを改造した。角度を調整し、少ない力で動かしやすいように調整した。最後は明さんが点検をして再度洗車をし、終了となった。納車の日を迎えた。許可をとり、競技の時のようにサイドブレーキを使い、ターンしてみる。一度は諦めかけた車の運転を、藤井さんは楽しんでいた。
藤井剛さんの車を整備し始めて1週間、藤井さんは半年ぶりに愛車を運転した。しかしまた整備を始めた。腕力が落ちている藤井さんのために、サイドブレーキを改造した。角度を調整し、少ない力で動かしやすいように調整した。最後は明さんが点検をして再度洗車をし、終了となった。納車の日を迎えた。許可をとり、競技の時のようにサイドブレーキを使い、ターンしてみる。一度は諦めかけた車の運転を、藤井さんは楽しんでいた。