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- 南利幸 清水敬亮 山田大樹 井上二郎 森田茉里恵
オープニング映像。東京スカイツリーからの現在の様子を伝えた。
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衆院選で議席を増やした立憲民主党。野田代表は、政権担当能力を示すべく政策実現性を高めていく考えを表明。一昨日、党独自の物価高対策や能登半島復旧・復興対策などをまとめるよう重徳政調会長に指示。物価高対策では「政府が行ってきた電気・ガス料金に変わる支援策」「低所得者への給付」「公立小中学校の給食費無償化」「130万円の壁見直し策」などの案。能登復興対策では「住宅解体費用の補助を受けられる要件の緩和」など検討。今年度の補正予算案に反映させるよう政府・与党に求める方針。
HPVワクチンは子宮けいがんを防ぐためのもの。接種後に痛みを訴える人が相次いだため、国はおととしまでの9年間、積極的な接種の呼びかけを中止していた。この間に接種機会を逃した女性が数多くいることから、国は無料で受けられる「キャッチアップ接種」を今年度を期限に実施している。ワクチンは3回接種する必要があり、初回は今月末までに打たなければならない。それに間に合わせようと希望者が急増し、ワクチンの在庫が不足。メーカーが先月から出荷を制限している。ワクチンを製造するメーカーは、増産を急ぎ、今月は9月よりも多いワクチンを供給する予定。専門家はワクチンが不足した背景の1つに、一部の医療機関が一度に多くのワクチンを発注していたことを挙げている。厚生労働省は、希望者が全員ワクチンを接種できるよう対策を検討するとともに、接種の予約が取りにくい場合は、複数の医療機関に問い合わせてほしいと呼びかけている。
フィギュアスケートグランプリシリーズ第3戦は男女シングル後半のフリーが行われた。女子の樋口新葉は中盤の得点源となる3連続ジャンプを滑らかに決めるなどし合計で2位に入り7年ぶりのファイナル進出を決めた。
フィギュアスケートグランプリシリーズ、男子の島田高志郎は大きなミスなく、合計で2位となりグランプリシリーズ初の表彰台。
スポーツでのパレスチナ支援について。イスラエルとイスラム組織ハマスとの戦闘が始まって1年余り。紛争が長期化する中、先月、パレスチナのパラアスリートが日本に招かれ、トレーニングする機会が設けられた。パレスチナから来日した2人のパラアスリート。卓球・アタラーアルハイェック(39歳)と陸上・ヤザンハンヌン(29歳)。ともにパラリンピック出場を目指している。パレスチナでは長引く紛争に移動の制限や物資不足などの影響もあり、練習はほぼできていない状況が続いている。今回、日本体育大学の招きで、4日間のトレーニングが実現。中心となった伊藤雅充教授は、大学の専門的な知識を生かして、厳しい環境にある選手たちをサポートしたいと、スポーツ庁と協力してこの取り組みを始めた。主眼が置かれたのは、環境が厳しいパレスチナでもできるトレーニング。一緒に来日したコーチや理学療法士も交え、アスリートに必要な栄養をハラルフードで考える講義も行われた。最終日には、パリパラリンピック競泳(視覚障害)銅メダル・富田宇宙とも交流。実際にメダルにも触れた。最後に伝えられたのは、目指すゴールを明確にすることの重要性。今回、招きを受けたパレスチナパラリンピック委員会は、来日した2人も含め、2026年に愛知・名古屋で行われるアジアパラ大会に、複数の選手を出場させたいとしている。
ことしの秋の叙勲の受章者が発表され、各界で功労のあった合わせて3987人が受章することになった。ことしの秋の叙勲を受章するのは、旭日大綬章が2人、旭日重光章と瑞宝重光章が合わせて41人、旭日中綬章と瑞宝中綬章が合わせて328人、旭日小綬章と瑞宝小綬章が合わせて810人など、全体で3987人。旭日大綬章は、元環境大臣・小沢鋭仁さん、連合元会長・古賀伸明さんが受章する。古賀伸明さんは、1975年に当時の松下電器に入り、電機連合の委員長や連合の事務局長を経て、リーマンショック後、雇用情勢が厳しさを増していた2009年に会長に就任し、3期6年にわたって務めた。旭日重光章を受章するバレリーナ・森下洋子さん。1974年に、世界で最も古い歴史を持つブルガリアのヴァルナ国際バレエコンクールで日本人として初めて金賞を受賞するなど、情熱を秘めたその踊りは、東洋の真珠と称された。後進の指導に当たりながら、22歳のときに入団した東京・松山バレエ団のプリマバレリーナとして舞台に立ち続けていて、長年にわたって、日本のバレエ界をけん引している。瑞宝重光章は、東京大学名誉教授・関根清三さんらが受章する。旭日中綬章は、漫画家・つげ義春さんらが受章する。叙勲の親授式や伝達式などは、今月6日から行われる。
古文書が、管理者の高齢化による世代交代などで処分されるなど、散逸してしまうケースが近年相次いでいる。失われゆく古文書の現状を取材。東京大学史料編纂所・村井祐樹准教授によると、近年、オークションサイトで出品される古文書が増えているという。保存につながるケースがある一方、買い手がつかず、処分されるおそれもあると指摘する。村井准教授の紹介を受け、長野県立歴史館の学芸員・村石正行さんを訪ねる。村石さんは管理に困っている人に寄贈を呼びかけるなど、古文書の保存活動に力を入れてきた。長年、蔵などに保管されてきたものが、価値が分からずに廃棄されてしまうことも近年では少なくないという。保存できた資料の中には、地元の災害の悲惨さを物語るものも。1783年に浅間山が噴火し、当時の中山道が噴火の影響で通れなくなり、非常に困っていると書かれていた。こうした災害の記録は、地域の避難計画に生かされることもある。東京大学史料編纂所・村井祐樹准教授は「処分してしまう前に、地元の自治体の教育委員会や博物館、文書館にまずは相談してほしい」と話している。
古文書中には江戸時代に日本を回っていたラクダが長野県を訪れた様子などを記した当時を知ることができる貴重なものもある。専門家は古文書を発見した場合処分前に地元の教育委員会や博物館などに相談してほしいとしている。
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