- 出演者
- 南利幸 井上二郎 森田茉里恵
ブナの木が約3ヘクタールに渡って広がる美人林(新潟・十日町)から中継。今年は例年より1週間ほど遅れて黄葉が始まっている。ブナの木の立ち姿の美しさから美人林と地元の方が名付けた。里山科学館キョロロ学芸員の小林さんによると、100年ほど前、当時の地主が炭を作るために全て伐採し、ブナが高密度で再生しまっすぐな木の森に成長したという。木の幹には雨が幹を伝う「樹幹流」が見られる。白い斑点は「自衣類」という生き物で幹に張り付いている状態。美人林の中央にあるため池は小林さんおすすめのスポット。今月下旬にはブナ林が黄色一色に移り変わる。来月には雪が降り積もって辺り一面白一色の雪景色になる。明日「美人林まつり」が開催され地元特製なめこ汁が振舞われる。試食した矢田アナは「なめこが大粒でよく出汁が染み渡っていて美味しい」などとコメント。
そば処として知られる長野市戸隠地区で今年のそばの収穫に感謝し神社に奉納かる「献納祭」が昨日行われた。長野市戸隠地区では今月22日まで「戸隠そば祭り」が開かれている。
奥多摩駅から奥多摩湖までの約10キロの山道「奥多摩むかし道」(東京・奥多摩町)を散策。山岳ガイド・太田昭彦さんが案内。かつては東京と山梨を結ぶ街道の一部として多くの人が行き交った奥多摩むかし道。戦後はダム湖建設のため近くを蒸気機関車が走っていた時期もある。その名残があちらこちらで見られる。運行はわずか5年のみだったが今も鉄道ファンに人気のスポット。奥多摩サポートレンジャーは登山コースの点検や補修、動植物の調査などを行っている。山道には白鬚神社がある。幅40mの石灰岩の絶壁はそれ自体が守り神として信仰を集めてきた。さらに進んでいくと弁慶の腕抜き岩と呼ばれる史跡があり、人の腕が通るほどの穴が空いている。町からの委託で8年前から奥多摩の観光用公衆トイレの掃除を請け負っているトイレ清掃チーム・OPT(奥多摩ピカピカトイレ)。掃除は全て手作業。古くなったタオルなどで床や便器を磨いている。テーマソング「OPT」まで作った。地元の小学生がトイレ清掃の体験授業に来るなど地域に根差した活動は町の名物となりつつある。昼食に奥多摩特産のわさび漬けを使って太田さんが作ったわさびクリームリゾット、わさび&わらびのカナッペを堪能。その後ゴール地点に到着。奥多摩湖の絶景を楽しんだ。残暑の影響で紅葉の色づきは遅れている。奥多摩むかし道には他にもスポットがあり、田島さんのおすすめは多摩川沿いのいろは楓。多摩川にせり出す大木で樹齢は200年を超えると言われている。OPTの大井さんのおすすめはつり橋。同時に渡れるのは2人までで絶景が楽しめる。季節が進み日が短くなっている他、周辺ではクマの目撃情報もあるため自治体の最新情報を確認してほしいとのこと。
関東甲信越の気象情報を伝えた。
栃木・日光の半月峠の映像を背景にエンディングトーク。森田は「ちょっと紅葉してますかね。ダジャレありますか?」、南は「やっぱ紅葉見にいこうようですかね。」、井上は「南さんは絶対奥多摩出身じゃないかと思ってる。」などとコメントした。
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