- 出演者
- 渕岡友美 檜山靖洋 首藤奈知子 井上二郎 今井翔馬 神子田章博 野口葵衣
衆議院で与党が過半数を割り込んだことを受けて、自民党は国民民主党と政策ごとに協議を進めていくことになった。国民民主党は、いわゆる「103万円の壁」の見直しなどを求める方針で、一致点を見いだせるかが焦点となる。
囲碁の七大タイトルの1つ「名人戦」の七番勝負で、挑戦者の一力遼三冠が、芝野虎丸名人に勝って名人のタイトルを初めて獲得し、史上6人目の四冠を達成した。
きょう施行される改正道路交通法では自転車での「ながら運転」が禁止され、新たに罰則が設けられた。携帯電話を使用しながら自転車を運転して事故を起こすなどの危険を生じさせた場合、1年以下の懲役または30万円以下の罰金、危険を生じさせなくても携帯電話を手に持ちながら通話や画面を注視した場合、6か月以下の懲役または10万円以下の罰金が科される。罰則の対象外だった「酒気帯び運転」についても、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科されることになる。
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5年前大阪地検特捜部が捜査した横領捜査で無罪が確定した不動産会社の元社長が、当時捜査を指揮した主任検事が違法な取り調べを容認していたなどとして刑事告発し、大阪高等検察庁に受理された。この事件では当時捜査を担当した検事が「検察なめんなよ」などと取り調べで罵倒などしたとして罪に問われ、刑事裁判が開かれることになっている。不動産会社の元社長はこの捜査を指揮した主任検事も担当検事の取り調べを問題視せず容認したなどとして特別公務員暴行陵虐特別公務員職権乱用などの疑いで告発していた。今後大阪高検が本格的に操作する。
コメ、卵に関する値上げについて。東京地区の卵の卸売り価格の目安となる「JA全農たまご」の先月の東京地区の平均価格はMサイズ1キロあたり275円で、前の月と比べて19円、率にして7.4%上昇した。ことし7月の水準からは37.5%上昇している。埼玉県内のスーパーでは、卵の仕入れコストの上昇に伴って、先月の販売価格を9月よりおよそ2割、金額にして30円値上げした。一方、冷凍食品大手のニチレイフーズは、コメの価格の値上がりを受けて、家庭用と業務用のチャーハンやピラフなど、コメを使ったすべての冷凍食品について、来年2月1日の納品分から最大でおよそ30%値上げすると発表した。
日銀はきのうまで開いた金融政策決定会合で、これまでの金融政策を維持することを決めた。注目されたのは、記者会見での植田総裁の発言。キーワードは「時間的余裕」。日銀は物価が急激に上がるという見通しとなった場合、金利を速やかに上げて物価を抑える必要がある。物価が上がる要因として円安がある。円相場が1ドル=160円台から140円台前半へ修正されたことで、円安による物価上昇はゆるやかになり、利上げのタイミングに「時間的余裕」が生じたとみられていた。一方で、米国の景気後退のリスクが同じ時期に指摘されていたため、日銀は“米国経済の行方を時間をかけて見ていく”姿勢を示していた。ところが今、再び円安が進んでいる。円安と物価の関係について、植田総裁はきのう「企業の賃金価格設定行動が積極化する中で、円安が物価に及ぼす影響が大きくなっている」と述べた。米国経済については「(9月の雇用統計が堅調だったことを受け)データが少しずつ改善し、市場も少しずつ安定を取り戻している」とし、リスクの度合いが低下しているとの見方を示した。米国経済のリスクは低下しているため、米国経済に特に注目するということはいったんやめて、今後は会合ごとにさまざまなデータを点検して利上げを検討していくという、通常の姿勢に戻るという考えを示した。
昨夜発表された米国の9月の個人消費支出の物価指数=PCE。2.1%の上昇と、インフレが抑えられていることを示した。
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東京証券取引所は、連休明けの今月5日から取り引きの終了時間を午後3時半までに延長する。取り引き時間の中で終了前の5分間は、多くの投資家から「売りたい価格」や「買いたい価格」を提示してもらうだけとし、午後3時半になると、これらの情報を基に終値を決める新たな仕組みが導入されるということで、取り引き時間中に株価の動かない5分間が生じることになる。
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中国の先月の製造業の景況感を示す指数。中国政府による景気刺激策への期待などから、景気判断の節目となる50を6か月ぶりに上回った。
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日本の漁獲量は、1984年をピークにおよそ3分の1にまで減少している。そこで今、改めて注目されているのが魚の養殖。これまで養殖に不向きだとされてきた魚を品種改良しようという研究が始まっている。研究開発をして生まれた新しい魚は「かいわり」という魚と「まあじ」を掛け合わせた品種で、特徴は脂乗りがいい白身。開発したのは、東京海洋大学の森田哲朗准教授。「かいわり」は市場になかなか出回らない希少な魚だが、脂乗りがよく漁師の間で好まれる。しかし、養殖しようとすると餌をあまり食べないため成長まで時間がかかり、生存率も1.5%と育てるのが難しいといわれている。そこで養殖用の餌をよく食べるという同じアジ科の「まあじ」と掛け合わせる交配を研究。1年ほど実験を重ね「かいわり」の精子を「まあじ」の卵子に受精させ「かいわりまあじ」を生み出すことに成功。餌もよく食べ、生存率を10%に高めることができた。さらに、養殖場から逃げ出しても生態系に影響を与えないよう、ほかの魚と交配しないよう改良もした。
「かいわりまあじ」は、ことし7月から同じ大学発のスタートアップ企業が千葉県で養殖を開始した。養殖作業は地元の漁協が行う。それをスタートアップ企業が全量を買い取り、来年4月から流通させることを目指している。大学では今後、気候変動で海水温が上昇しても耐えられる魚の品種改良にも取り組む予定。
経済情報を伝えた。
弘前大学、静岡大学が研究を続けてきたりんごの新品種「麒麟児」。国に新しい品種として登録され大学の大学の農場でお披露目された。ふじに比べて半月ほど早く収穫される。弘前大学・林田大志助教のコメント。今月静岡県のスーパーで販売される。
米国・メーン州で開催されたのは妻担ぎレース。今年は30組が参加。勝者は妻の体重と同じ量のビールと体重に応じた商品を獲得。
英国の最高の駅を決めるコンテスト。英国・マージンサイド・マグハル駅が優勝。評価の基準は地域社会とのつながり。駅構内のカフェや地元ボランティアが手入れする植え込みが評価された。
アーティスト、マウリツィオ・カテランの作品がオークションにかけられる。バナナをテープで固定しただけ。2億3000万円もの値がつく可能性があるという。
為替と株の値動きを伝えた。