暑さは身体にとってストレスとなる。さらに日常のストレスが重なることで、脳梗塞のリスクが高まっているという。宮沢さんは、4年前の7月に発症し左半身に麻痺が出て、半年ほどリハビリをして日常生活を送れるようになったという。発症時は、連日の猛暑日で子供会や学校の役員、自治体の活動などを引き受けて忙しい毎日だったという。森本先生によるとこれもストレスになり、メンタルのストレスは自覚されるが身体が疲れていると自分が感じることもストレスで、そこをストレスと思っていない方が多いという。宮沢さんは、複数のストレスが重なることで身体に大きな負担がかかっていた可能性があるという。人はストレスを受けたとき、副腎からストレスホルモンが分泌される。その結果、交感神経が優位になり血管が収縮し血圧が高くなる。これが長く続くことで脳梗塞のリスクが高くなるという。