福島県のポツンと一軒家に住むキヨ子と97歳の母、フク子さんに話を聞いた。隣の集落の米農家に8人兄妹の次女として生まれたフク子さんは21歳の時に清美さんと結婚。結婚して6年後に今の家に建て替えた。清美さんは去年96歳で亡くなった。フク子さん夫妻は伐採・植林や炭焼きをしていた。当時は焼いた炭を背負って雪の中人力で運搬していた。キヨ子さんの夫、征軒さんは66歳のときに脳梗塞で亡くなった。昭和44年に婿養子になった征軒さんは林業を継ぎ、3人の子どもを育てた。家では妹の仁子さんも含めて3人で暮らしている。