2023年12月17日放送 19:00 - 21:56 テレビ朝日

ポツンと一軒家
3時間SP ご近所と毎日女子会楽しむ98歳!揚げ凍み餅は母の味

出演者
所ジョージ 林修 佐々木希 黒木瞳 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

オープニングトーク

ポツンと一軒家暮らしについて黒木は「ずっとそこに住むよりかは、セカンドハウス的な」とコメント。佐々木は「秋田の田舎から上京してきたので田んぼの香りとかはほっこりする」とコメント。

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秋田県
福島県のポツンと一軒家
今夜は超拡大版!ポツンと一軒家年末3時間スペシャル

福島県のポツンと一軒家を調査。衛星写真では敷地に2棟のオレンジ屋根の建物が写っていた。家の前にはビニールハウスのようなものや田畑があった。スタッフは集落で地元の女性、ヤス子さんに衛星写真を見せて話を聞くと、空き家とのことだった。キヨ子さんという女性の家に案内してもらい見てもらうと、空き家ではないとわかった。目指すポツンと一軒家は娘夫婦と同居するキヨ子さんの親戚女性が主とのことだった。

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あかつきふくあかり福島県落花生
空き家ではなく住人が居た!オオコシサチコさん?娘夫婦と同居?

福島県のポツンと一軒家に到着し、主の幸子さんと娘婿の好蔵さんに話を聞いた。幸子さんは戦時中空襲で東京の家を失い、福島県にあった父の実家に疎開した。1年ほど麓の実家に住んでいたが祖父が開墾した山に自宅を建て、幸子さんが4歳のときに移り住んだ。当時は米も作れないため豆や小麦などを作ってすいとんにしていた。戦後の食糧難で食べるものがなく、母は子どもに食べさせるため空腹でよく倒れていたという。東日本大震災では一家で3年ほど避難し、幸子さんの夫・利男さんは避難先で他界した。3年後に戻ってきたが家業の米作りを再開することはできなかった。田んぼをすべて除染し土を交換した。

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東日本大震災福島県
娘婿は元潜水艦員!戦後東京から疎開 東日本大震災で避難生活も

福島県のポツンと一軒家に到着し、主の幸子さんと娘婿の好蔵さんに話を聞いた。田んぼの土を入れ替えて除染は終えたが、家業の米農家は廃業した。倉庫にある30年もののトラクターはまだ現役でエンジンがかかった。稲の苗を育てていたビニールハウスでは今は大根や小松菜などを育てている。好蔵さんは麓の町出身で、両親は炭鉱で働いていた。水産高校を出て海上自衛隊に入隊し、潜水艦員になった。入隊した時は1日8時間泳ぎっぱなしの訓練をした。潜水艦員として横須賀に配属され、通信業務をしていた。ずっと一緒にいるため乗員たちは家族同然で、階級はあってないようなものだと話した。食事は夜食を含めて1日4食。いつ起こされるかわからないところが大変だったという。海上自衛隊で5年働き、その後実家に戻った。その後土木や建設などの仕事をした。

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ニラ呉(広島)大根小松菜春菊東日本大震災横須賀(神奈川)江田島(広島)海上自衛隊潜水艦教育訓練隊福島県福島第一原子力発電所

好蔵さんの妻、利江さんが介護施設の仕事を終えて帰ってきた。2人姉妹の長女の利江さんはポツンと一軒家で生まれ育った。小4までは分校に通い、5年生になると国鉄バスに乗って7、8キロ先の学校に通った。朝バス停までは2キロ歩き、帰りは7キロを徒歩で帰ってきた。高校卒業後市内のホテルに就職。8年後にスナックで好蔵さんと出会い4か月後に結婚した。好蔵さんは婿養子として家族に加わった。当初は町にアパートを借りて暮らしていたが次男誕生後、山奥の実家に移って同居を始めた。家は築52年で、昔は茅葺き屋根だった。かつては畜産業を兼業しており、牛も飼っていた。

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福島県

幸子さんの家に上げてもらった。仏間には幸子さんの両親と夫、利男さんの遺影が飾ってあった。利男さんは建具屋で欄間や障子も利男さんが作ったものだった。サッシになってから仕事がなくなったという。利江はお昼ご飯に唐揚げ、モツ煮込み、混ぜご飯のおにぎり、豆腐皮の野菜サラダを作り、捜索隊に振る舞ってくれた。豆腐皮は豆腐を引き伸ばした中国の食品。好蔵さんの4人の息子夫婦、孫たち総勢10何人は年2回集まり大騒ぎするという。好蔵さんは田んぼを蘇らせて自分が作った米を息子や孫たちに食べさせたいと考えている。

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にんじんニンニク小松菜椎茸生姜福島県
1km手前の大越キヨ子さん宅もポツンと一軒家!捜索隊が再訪問

捜索隊は1軒目について教えてくれたキヨ子さんの家も取材することにした。

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福島県
番組史上最高齢97歳!毎日賑やかに!女性会!?丸っこく円満に?

福島県のポツンと一軒家に住むキヨ子と97歳の母、フク子さんに話を聞いた。隣の集落の米農家に8人兄妹の次女として生まれたフク子さんは21歳の時に清美さんと結婚。結婚して6年後に今の家に建て替えた。清美さんは去年96歳で亡くなった。フク子さん夫妻は伐採・植林や炭焼きをしていた。当時は焼いた炭を背負って雪の中人力で運搬していた。キヨ子さんの夫、征軒さんは66歳のときに脳梗塞で亡くなった。昭和44年に婿養子になった征軒さんは林業を継ぎ、3人の子どもを育てた。家では妹の仁子さんも含めて3人で暮らしている。

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福島県脳梗塞

福島県のポツンと一軒家に住むキヨ子さんに話を聞いた。母屋以外にも両親の隠居用に建てた建物もあったが光熱費が無駄になると移らず、現在は仁子さんが暮らしている。かつては乳牛を10年ほど飼ったあと肉牛にかえて畜産業を兼業していたが、林業が忙しくなり35年前に廃業。当時使っていた牛小屋は残っていた。かつてタバコ栽培もしており、乾燥小屋があった。乾燥小屋の裏の畑では白菜や大根を育てていた。10種類ほどの季節野菜を育て自宅で食べるほか、親戚や近所にお裾分けしているという。

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キヨ子さんが揚げ凍み餅とじゅうねんタレを作ってくれた。凍み餅は昔からの保存食。救荒植物「ごんぼっぱ」を乾燥させ餅米・うるち米と混ぜて蒸す。餅つき機でつき切って水に浸したあと吊るして凍らせる。キヨ子さんは凍み餅を油で揚げ、タレを作った。福島ではじゅうねんと呼ばれる荏胡麻をフライパンで軽く煎り、すり鉢とすりこぎ棒で擦った。砂糖と醤油を加えて混ぜ合わせ、凍み餅の上にのせた。地域の伝統食でフク子さんの母も作っていたという。

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たとえあなたを忘れても

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福島県のポツンと一軒家
番組史上最高齢97歳!毎日賑やかに!女性会!?丸っこく円満に?

キヨ子さんが暮らすポツンと一軒家にヤス子さんと、本家の長女・トシ子さんがやってきた。ごぼうの揚げ物やちらし寿司など手料理を持ち寄り4人でお昼ご飯を食べた。昼食を食べ終えると、ヤス子さんが持ってきた落花生を塩茹でした。フク子さんはこれからについて「丸っこく仲良くして生きていきたい」と話した。

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ごぼう福島県落花生
静岡県のポツンと一軒家
元水中カメラマンが自力で建てたポツン!4年半の間に劇的変化?

4年半前に訪問した静岡県のポツンと一軒家を再訪。当時74歳の主、常世さんは60歳まで海底ケーブルの敷設工事と水中カメラマンという過酷な仕事を続けていた。ポツンとは別に隣町に自宅があった。仕事を引退後、山奥にポツンと一軒家を建築し夫婦で通っていた。友人からもらった家をもらって常世さん1人で3年かけて移築した。電気はガソリンエンジンで自家発電設備だった。滝を見るためにデッキを設け、デッキから釣りもしていた。お風呂は廃棄品、水車は常世さんが乗っていたバイクをバラして自作した。この土地は両親が開墾して棚田にした。荒れ果てたため整備し、自家菜園をしていた。ソーラーパネルも設置予定だった。

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静岡県のポツンと一軒家
元水中カメラマンが自力で建てたポツン!4年半の間に劇的変化?

4年半前に訪問した静岡県のポツンと一軒家を再訪。コロナ禍に捜索隊が電話で聞いた際に常世さんが敷設したと話していた運搬用のモノレールがあった。全長60mほどあり、上の道路から肥料を運搬するのが楽になったという。捜索隊は79歳になった常世さんと再会した。棚田の隅にはソーラーパネルが設置され、3年前太陽光発電設備が完成。電気がつくようになっていた。清流にはテナガエビやヌマエビもいて網ですくって獲っていると話した。室内で火を使うと危険なため、キッチンは屋外に移設されていた。

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TVer

「TVer」の案内。

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TVer
元水中カメラマンが自力で建てたポツン!4年半の間に劇的変化?

4年半前に訪問した静岡県のポツンと一軒家を再訪。4年半前はビニールが風で吹き飛び無惨な姿になっていた露天風呂が、塩ビ管で骨組みをして頑丈なトタンの波板で囲われ大変身していた。入り口にはドアもついていた。お風呂に入りながら窓から川も見えるようになっていた。また廃油缶、扇風機、電動ミシンのフットパネル、スチールラック、鉄板、プロパンガスのタンクを利用したストーブも新しく作っていた。畑ではパパイヤや日向夏が実をつけていた。畑から戻ると妻の和子さんがパパイヤを使ったパパイヤチャンプルーを作った。土鍋炊き銀杏ご飯や鹿肉ロースト、牡丹鍋も振る舞ってくれた。常世さんは今後、塩ビ管を使って山葵棚を作りたいと話した。

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(エンディング)
エンディングトーク

黒木は「ポツンと一軒家って寂しそうみたいなイメージもありますけどみんな満喫してらっしゃる」とコメント。佐々木は「老後好きなこと見つけて生き生きして生活するの良いなって思いました」とコメント。

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