東京港区高輪にある創業107年の和菓子屋「松島屋」に密着。週末には大行列となるこの店は創業大正7年から続いていて全て手作りの看板商品「豆大福」220円が一番人気で他商品も含め大福は1日1600個が午前中に売り切れることもある。午前1時50分4代目分文屋拓さんは出勤、仕事開始。あずき、豆大福に使用する富良野産の赤えんどう豆、18升のもち米、ささげ豆の煮汁でお赤飯、きびなどを蒸す。7時間半で大福1600個みたらし200本、お赤飯30人前ほかを作るという。午前2時半3代目文屋弘さんが出勤、午前3時に女性従業員が出勤し包装作業を開始。4代目は匂いの変化で出来上がりを判断しあずきの甘みを最大限に引き出している。4代目は3代目の甥っ子で現在は大黒柱として働いている。午前5時半には3代目がきび大福の餅つき機で製造を開始、従業員総出で包み完成させ、最後にみらたし団子も手作業で完成させた。行列が待つ午前9時30分の開店と同時に午前11時半には完売となった。4代目の妻は取材から6日後に女の子を出産した。