静岡県で、3日連続で35℃を超える猛暑日となるなど、全国的に厳しい暑さが続いている。21日、岸田文雄総理大臣は「暑い夏を乗り切るための緊急支援として、8月、9月、10月分の3か月について、電気、ガス料金補助を行う」と述べた。「電気料金を標準世帯で月額1400円、ガス料金を月額450円減額する案で調整しており、財源は、今年度の予備費を充てる」としている。喜びの声があがる一方、この補助金再開に、与野党で困惑や批判が広がっている。自民党内からは、「酷暑対策なら、7月から9月だ」などといった批判があり、野党は「9月の総裁選目当てと言われても仕方がない」と指摘。補助金再開に厳しい声が寄せられている。