きょう午後2時から小林鷹之氏が出馬会見を行う。石破茂氏・河野太郎氏・林芳正氏は週内にも出馬表明をするとみられている。佐藤千矢子と田崎史郎は本命が分からないと話した。自民党総裁選“ポスト岸田”の顔ぶれは石破茂氏・加藤勝信氏・上川陽子氏・小泉進次郎氏・河野太郎氏・小林鷹之氏・齋藤健氏・高市早苗氏・野田聖子氏・林芳正氏・茂木敏充氏。長田麻衣は自民党は政治資金の問題など解決していないことが多いので、今誰になっても本当に自民党は変わっているのか分かりづらい部分がある。今回を機に岸田政権であったことを振り返って、自民党としてどう改善していくかを国民に示してほしいと話した。今回の総裁選の特徴について、田崎史郎は「派閥なき総裁選、本命なき総裁選」、佐藤千矢子は「衆院選を意識した人気者選びになりかねない」とコメント。総裁選の立候補に必要なのは20人の推薦人の確保。候補者の乱立防止が目的で、立候補に推薦人が必要になった。1971年、推薦人が必要な立候補制がスタート。この時の推薦人は10人。1981年には推薦人が50人となり、立候補のハードルが上がった。1989年は推薦人が30人。2002年に現在の推薦人20人となった。推薦人集めは総裁への“最初の関門”。総裁選に参加できる自民党の国会議員は計367人。この中から総裁選出馬に意欲を示した人が11人だとすると、推薦人は220人必要。推薦人は“運命共同体”。推薦人のメリットは立候補者が勝てば人事などで優遇される。デメリットは立候補者が負ければ干されるリスクもある。佐藤千矢子は推薦人になるのは政治生命を預けるようなものだとコメント。田崎史郎によると、推薦人20人をほぼ確保しているのは小泉進次郎氏・河野太郎氏・小林鷹之氏・林芳正氏・茂木敏充氏。推薦人20人に近付きつつあるのは石破茂氏・高市早苗氏。推薦人20人の確保が不透明なのは加藤勝信氏・上川陽子氏・齋藤健氏・野田聖子氏だという。田崎史郎は一番国会議員の数を確保しているのは茂木敏充氏だと話した。佐藤千矢子は茂木敏充氏としてはとにかく党員票を掘り起こすことが大事だと話した。