自民党総裁選挙は1回目の投票でいずれの候補者も過半数に届かず、決選投票の結果、石破元幹事長が215票、高市経済安全保障担当大臣が194票で石破氏が1回目で1位になった高市氏を逆転し、新しい総裁に選出された。石破茂氏は「安倍総裁のもとで幹事長を拝命し、自由闊達な議論ができる自由民主党、公平公正な自由民主党、そして謙虚な自由民主党、政権を奪還した もう一度そのときに戻りたいと思う」などと挨拶をした。自民党はこのあと臨時の役員会と総務会を開き、新しい党役員の人事を石破氏に一任することにしている。石破氏は午後6時を目処に党本部で記者会見し、今後の政権運営などについてみずからの考えを明らかにすることにしている。その後、直ちに幹事長や総務会長など党役員人事の検討に入るものとみられる。