先月の総裁選で2位と躍進した高市早苗前経済安保担当大臣、今回の選挙戦では総裁選で支援を受けた人のもとを中心に、全国を飛びまわった。公認を外された萩生田光一氏の応援演説では「困難に挑み、結果を残していく」などと述べた。各地では高市氏の動画を撮影する人も見られた。「不記載のあった議員の応援ばかりに入っているのでは?」という記者の質問に対し、高市氏は「ばかりではない」と前置きしつつ、選挙情勢を確認しながらギリギリの方を応援するとした。また公職選挙法違反で3年間資格停止になっていた菅原一秀氏の応援演説では多くの観衆がつめかけ、菅原氏は「高市氏だからこそ集まった」とコメント。応援依頼は100か所を超え、非主流派に恩を売る形となった今回の演説行脚、島内の勢力を変える一手となるのか。