きのう発足した自民党内の新たな巨大グループ「国力研究会」について見ていく。高市総理を支える議員連盟「国力研究会」の快調に選ばれたのは加藤前財務大臣。最高顧問には高市総理の後ろ盾ともいわれている麻生副総裁。幹事長には萩生田幹事長代行、事務総長には木原官房長官が就任した。現在、自民党議員は衆参合わせて417人いるが、その8割を超える347人が今回入会した。その中には麻生副総裁と距離があるとされる林総務大臣や武田元総務大臣グループも含まれている。「国力研究会」発足の狙いについて政治部与党キャップ・澤井直子記者に聞いた。これまで高市総理と自民党側には距離があると指摘されてきたため、党内で結集して高市総理を応援していることを示す狙いがあるという。さらに去年戦ったライバルも取り込むことで、来年秋の自民党総裁選では無投票で再選することを目指す思惑もあるとみられる。入会した議員の声を紹介。脳科学者・中野信子は「心理学の授業で使いたいくらいおもしろい現象。バンドワゴン効果の典型ですよね。非主流派になりたくない恐怖ですとか、社会的排除を回避したいという気持ちで多数派に雪だるま式に加わっていく典型。あいまいさ、不確実性がある時により起こりやすい。何をする会ですとはっきりしたメッセージが伝わってきにくいのが、膨れ上がらせた原因と推測できる」、TVプロデューサー・デーブ・スペクターは「定員オーバーなんですよ。想定外でして誰も彼も入ったというのはインパクト弱めるため。違和感を持っている議員たちの思う通りにやっている気がする。このやり方だと入らないといけないみたいなのは空気として良くない。こんなに人が入ったなら機能はしない」などとコメントした。
